いつもなおはなし

個人的な想いが、徒然になる場所

2012年を迎えて

 

今年で30歳になる(そうは見えない方ごめんなさい。。)

 

25歳までは京都で、そこそこヌクヌクで過ごしていたと思います。

ありきたりな就職を夢見て、大学時代は内定が取れず、

そして、大学院に進み、そこで新たな刺激を得て、

大学院に通いつつ、シナリオセンターにも通い、作家を目指していた。

 

『物語・社会構造から読み解くガンダムの象徴性』という題で修士論文を修め、

いつのころか、大企業・安定志向などなく飛び込んだベンチャー企業でのスタートから、

もう5年が経過しようとしている。

 

今ももちろんそうだけど、何にも出来ないことばかりで、怒られてばかりの日々。

一人暮らしなんて、そして、

慣れない関東での生活とあって、ストレスは溜まる一方だった。

 

でも、それでも、地道に日々のルーティンワークだったり、

日々の何気ないことで、皆との信頼関係を築いていけた。(たぶん、きっと)

現在は転職は4社目となった。5年で4社目。でも不思議と喧嘩別れはない。

 

最初のころからずっと、仲の良い方も多く、元クライアントだった人たちとも、

今も連絡を取り合う方は多いと思う。

 

小さいころは京大に行くんだ。なんてことをよく言っていて、

むしろ小さい頃のほうが現実的なことを夢にしていたのかもしれない。

もちろん、京大には圧倒的に理数系が苦手だったので行くこと難しく、

大学に入るころまでは、ジャーナリストに憧れがあったりしたもので、

同志社大学の新聞学専攻に入学したのだった。

 

Twitterと出会ってから、何か運命は転がり始めたような気がする。

自分は元々人見知りで、特にそれは企業の面接などで遺憾なく威力を発揮し、

なかなか未だに面接には慣れることがなく、なぜかドギマギを余計にしてしまう。

 

よく初めて会う方にその後聞くと、人見知りの微塵の欠片もないように思われるけれど、

シチュエーションでかなり、

ダメな場面があるように思うのが、現在の自分への見立てだったりする。

 

そんな人見知りの自分が、Twitterで会いましょうと投げかけて会うのだ。

もちろん、会うまではドキドキなんだけど、

会って良かった。と思える人は本当に多かった。

 

そんな縁が重なって、ツブヤ大学は出来た。もちろん偶然もあったとは思うけれど、

本当に良き仲間に出会ったからこそ、すごいスピード感で出来上がった気がする。

もちろん、スピード感で作った分、抜けも多くあって、そこで迷惑をかけることもある。

 

一度知り合った人とは、ずっと仲良くしていたい。

ということをいつも思う自分だけれど、そうじゃない結果もあるんだ。

ということを学んだのも社会人になって学んだ経験だった。

 

正直、自分は性善説で生きていたい「甘ちゃん」だと思う。

周りに、本当に恵まれていると思うので、なおさらそうなんだとは思う。

 

経験豊富な友人に恵まれたことで、

その見地からのアドバイスには非常に感謝もしているし、

そのときに言えなくても、何かの折に気持ちは伝えるようにしている。(はず)

 

 でも、なかなか分からないことも多いのは事実で、

だから、分かるところから作って行かないとと思うのと、

どうしても、自分のクセとして、形から入ろうとしてしまう。

というところも、ダメなところはあるんだと思う。

 

自分は、ちょっとしたことで、ちょっぴり喜ばしたいんだと、

そんなことを仕事にしたいんだ。と最近は特に思う。

 

思えば、今の原点は大学時代にあって、

リリー・フランキー氏などを大学に呼ばせていただいたときに、

その場の学生が楽しそうに話を聴いている姿を見ることが好きだった。

 

今も近しいことをしている。

誰かが喜んでいる姿を見ることが好きなんだ。と。

 

ほんとはね、いろいろと言いたいこともあるんですけど、

そういうことは、ここでは敢えて言いません。

 

なんかそんなことを言っていると、

運気が下がっていくような気がするし。。

 

自分で出来ることは何かと考えると、

フットワーク軽く動くこと、返事は速く返すこと。

言ったこと、約束したことは、絶対に実現するということ。

 

昔から出来ないことは言うな。と言われてきた。

だから、社会人になってよりそれは思うけど、

出来ないことは言わないようにしている。

 

社会人になって、とても感じることは、

出来ないことをすぐに出来ます、やりましょう。

と言う人が多過ぎるような気がする。

 

それって、社会人だったり、人として舐められる気がするし、

 仕事相手として失望されていくことになると思う。

もちろん、自分も気を付けないといけないんだけど。

 

社会人になった当初から、30歳になる年は、

一つの区切りの年になると決めていた。

だから、今年は区切りを付けられる年にしようと思っている。

 

ソーシャルメディアを使っていたおかげで、

たくさんの人に出会えたし、出会えなかったような方とも、

多くの交遊を持てるようになったことに感謝です。

 

今、ツブヤ大学以外での編集の仕事も、

思えば、Twitterからの縁で出来た流れでつながった仕事なわけで、

本当につながりと、不思議な縁を感じます。 

 

だからこそ、とにかく人が好きなので、

今年も多くの人に出会えたらと思っています。

 

2011年は自分の身内で残念なことも起こってしまったので、

2012年はより嬉しかったり、楽しいことを起こせるようにと思っています。

 

やるか、やらないかしかない中で、やるしかないわけで、

だから、2012年もやっていきます。 

 

正直、この5年の中で、京都に戻ろうか。と考えた時期もあった。

それは紛れもない事実ですが、それでも今があるのは、

身近で支えてくれている人がいるからに他ならないわけで、

その辺りも、いい知らせを今年は届けたい。

 

そう考えている、2012年初めでした。